「POMPOMCAT　ネコのいる暮らし展 Vol.5　~California Cat Life Style~」のプレスレセプションで、展覧会を企画された木之村美穂さんにインタビューしてきました。展覧会を記念して、POMPOMCAT さまより素敵な特別プレゼントも♪ ネコ好きが多いナースリーファンなら必見！

プレスレセプションレポート「POMPOMCAT　ネコのいる暮らし展 Vol.5　~California Cat Life Style~」

「ネコのために何かできないかな」と考えていたら、写真と映像展覧会を思いつきました。

NURSERY：「POMPOMCAT」の展覧会は今回5回目になりますが、最初このようなイベントを企画したきっかけは何ですか？

木之村さん：きっかけというのは、私がロサンゼルスでネコを5匹飼っていて…その中のうちの2匹が高齢で、2年半くらい前に一気に一か月に2匹死んでしまったんです。それがあまりにもショックが大きく「ネコのために何かできないかな」と考えたんですよ。私が元々映像の仕事とかをしているから、写真展とか映像展とかイベントをやって人を集めて売上げを寄付する、とかそういうのが良いんじゃないかって。そんなことを思っていながら、最初の頃は「ネコの刺繍」を私がやっていて…。

NURSERY：以前、拝見しましたね。

 

木之村さん：東京に来たときに、たまたまPARCOの人と表参道で食事をすることがあり「こんなものを最近やっていて、展覧会とかできたらいいなあ」って言ったら、「可愛いね～」と盛り上がりました。後日PARCOの担当者の方と相談をして、ミツカルストアの２階にあったギャラリーをお借りして展覧会をすることになりました。

NURSERY：前の展覧会やアイシングクッキーのワークショップにお伺いしました。

木之村さん：そうですね、表参道のギャラリーで。「222（にゃんにゃんにゃん）」って2月22日。あと8月8日が「世界ネコの日」って言って、年に2回猫の日があるんですよ。それにあわせてやっていたんですよ。

グッズは可愛いだけじゃなく、大人な感じにしています。そして「買うことによって、寄付されて、ネコのご飯代に」

NURSERY：今までは、クリエイターさんたちが飼っているネコの映像や写真もありましたね。

木之村さん：今回の企画に関してだけは全部「カリフォルニア」っていうシリーズになっていて、うちのネコと私の生活だけなの。ほかのネコは出てないんだけど、今までは60匹くらいネコを撮っているんです。クリエイターだけでなくお洒落な生活しているひとの家を紹介してもらうの。ネコのオーナーさんが次のオーナーさんを紹介して。

NURSERY：ネコつながりなんですね。

 

木之村さん：そう、全部が全部つながっているの。つながって60匹くらいになった。それぞれ紹介をしてもらった家に行って、あがり込んで撮る。初めて行ってネコが相手だから大変なんですよ。そうやって撮りためたものがどんどん重なっていって展覧会をやっているんです。でもこれは多分まだ続いて、100匹くらいになったら本でも出そうかな～（笑）

NURSERY：愉しみです。ネコ好きにはたまらないですね。SNSでもネコをUPしている人が多く癒されています。

木之村さん：グッズはどうしてもスタイリッシュなものが少ない。日本だとファンシーすぎるというか、女の子っぽいものが多いから、私が撮影している家の中に置くと合わないんですって。「ちょっとモダンなものの方がいいね」って。だからモダンファニチャーとか作ったり、買ったりっていうことになってきました。やって良かったことは、いろんな「ネコの横つながり」ができてきて保護活動をやっている人とお友達になれました。今回のこの売上げの一部も、ネコの保護団体に寄付されます。今までも寄付してきたんですけど、それがネコのご飯代になっています！

NURSERY：循環していますね。

木之村さん：買うことによって、寄付されるっていう。一時期ちょっと「にゃんにゃんブーム」っていうのがあったでしょ？あれって、ただ可愛いってだけになって浮かれちゃうから。そういうことじゃなく、捨てられちゃう子もいるし、殺処分されている子もいるから、そういうことを忘れちゃいけないよ、っていうことも、活動としては入っています。

NURSERY：こういったオトナめなネコグッズはいいですね。身に着けやすく、子供っぽくならないです。

木之村さん：ロサンゼルスっぽい、スカーンってした感じの方がいいかなって（笑）。ネコの扱いもちょっとオトナめにしているんですよ。可愛い、可愛いだけじゃなく、大人な感じにしています。

ピンクを特別にオーダー。こけしってピンク色は常識的に使わない色らしいのですが。

NURSERY：では、グッズをご紹介いただけますか？

木之村さん：今回は「カリフォルニア」がテーマで、「ピンク」っていうのは決めたんです。人形が得意な「KEORA KEORA（ケオラケオラ)」の猫ぬいぐるみのピンクは特注なんですよ。あとはセレクトをさせてもらったり。ネコパブリッシングがやっているNEKONOBA (ネコノバ）からは、ゴールドとかLAっぽいものをセレクトさせてもらったりしてます。（スリッパをみながら）可愛いでしょ、結構いいなって思っていて…。それ私も後で買って帰ろうと思っていて。大人っぽい感じものをセレクトさせてもらったり、特別にオーダーしたりとかして、その世界観を作っていけたらいいなと思っています。

NURSERY：「KEORA KEORA（ケオラケオラ)」さんのキーホルダーやネコの刺繍、前回買って今も使っています。

木之村さん：こちらは「maihimemoco（マイヒメモコ）」さん。インスタグラムでフォロワーが14万人いるんだけど、彼女は保護猫活動をしていて、彼女がやっているザビエル首輪は「#ザビエラー」 というハッシュタグでもあがってて、ここ（ミツカルストア）と、もう一か所でしか売ってないです。

 

NURSERY：いろんな生地とチャームがあるので、自分のネコに似合うのを探したくなりますね。

木之村さん：こけしは、山形のこけし工人の梅木直美さんにお願いをしていて、一点ずつ、手作りで、世界に一つだけしかないという感じです。

NURSERY：表情が豊かですね！

木之村さん：サンプルを作っていただいて、こういう感じにしてほしいというのをディレクションしました。そもそもこけしってピンク色は常識的に使わない色らしいの。あの水色も。基本的に赤と紫とあと何か…って決まっていて、ボディの柄とかも決まっているんですって。それを一度忘れてもらって「たとえば、こういうのってどうなんですか？」って言ったら、「やったことないけどやってみます」って、ピンクをやっていただいて。意外とこういうのがいいんじゃないかとお話をしながら、あとはお任せでやっていただいたという感じです。

NURSERY：たしかにピンクとか見ませんものね。自分好みの表情のこけしを探すのも楽しいですね。

目玉のネコベッドは、岩手県の天然の気仙杉を使い被災地の産業を応援していきたい。

木之村さん：あとは天然の気仙杉を使ったオーダーメイドのネコベッドが一番の目玉です。何でやろうと思ったかって、可愛いのがないんですよ。今日ネコベッドを作ってくれた岩手県の陸前高田から来ていただきました。木工チーム木林（キリン）の３名のメンバーです。なんで陸前高田かというと、私が2011年に津波被害のあった陸前高田へ炊き出しや被災地支援のボランティアで、何回か通っていた時に現地の若いスタッフ達と知り合いになり、震災後に時間が経ってしまいましたが、新しい被災地支援のためのプロジェクトをやりたいなと話をしていて、気仙杉を使った手作りの猫ベッドの企画制作につながりました。木工チーム木林のメンバーも、県外から移住して陸前高田で林業の仕事について、新しいプロジェクトで頑張っているメンバーです。震災は忘れていないんだけれども何かしらで繋がっていたいし、産業として何か繋がれることがあったらっということで始まったの。それで素敵なものを作っていただいて、良いプロジェクトだなって思っているんです。だから、是非支援していきたいなって。

NURSERY：地元の産業を盛り上げていけるなら、一番いい支援ですよね。

木之村さん：そうですね。だからどの活動にも入れていきたいなと思っています。

NURSERY：ありがとうございました。

（erika）

「POMPOMCAT　ネコのいる暮らし展 Vol.5　~California Cat Life Style~」

※プレゼントの種類はお選びいただけません。

ご応募方法

下記いずれかのSNSでご応募ください。

当選発表

応募締め切り後、厳選な抽選の上、当選者を決定いたします。

当選発表はご投稿いただきました各SNS（Twitter/Instagram/Facebook）のダイレクトメッセージにて通知させていただき、プレゼントの発送先をご確認させていただきます。フォローを外されるとダイレクトメッセージを配信できなくなりますのでご注意ください。

また当選者はご指定の期間内にプレゼントの発送先をご返信いただけないと、権利が失効しますのでご注意ください。
当選者への通知は2019年3月下旬頃、プレゼントの発送は4月中旬頃を予定しております。

※当選はお1人様1回とさせていただきます。