ロゴがオシャレ♪【グレートバディGreat Buddy】コラボ ①災害救助犬って?

ロゴがオシャレ♪【グレートバディGreat Buddy】コラボ ①災害救助犬って?

ナースリーでは、2019年春号より、災害救助犬の育成や派遣、捜索活動への支援を目的に誕生した、認定NPO法人・日本レスキュー協会公認ブランド『グレートバディGreat Buddy』の医療ウェア・シューズ・グッズを11型リリースいたしました。
今回ナースリーと日本レスキュー協会のコラボで生まれた商品から『グレートバディGreat Buddy』のブランドロゴ使用料の一部が、日本レスキュー協会の運営・活動費に充てられます。
災害救助犬って?日本レスキュー協会の活動って?そんな疑問を解決すべく、日本レスキュー協会へ取材に行ってまいりました。今回の第1回目では、「災害救助犬って?」「ナースリーが看護師さんとともにできる社会貢献」についての内容をお届けします。

 

認定NPO法人日本レスキュー協会
事務局長/災害救助犬事業責任者:岡 武 様
企画広報事業責任者:今井 雅子 様
2018.11.16 @日本レスキュー協会:兵庫県

災害救助犬は、仕事として覚えるより遊びの延長で教えて、楽しんでやっているんです。

日本レスキュー協会

ナースリー:災害救助犬の適性はどこで見るんですか?

岡さん:いろいろな災害現場を想定した訓練の施設があるんですが、この中で人をちゃんと捜せるかどうかというところですね。最終的にはそこにつながります。あとは、音に怖がらない、人に怖がらない、災害現場を想定した場所に怖気つかない。そういうところは重要になってきます。基本的には災害救助犬は、レスキュー活動を仕事として覚させるというよりも、吠える・走るといった犬の本能を十分に引き出し、どちらかというと犬自身がそれをやりたいと思えるように、遊びの延長で教えます。それに対してストレスを感じる犬であれば、もともとその犬自身がやりたくないってことになるので、その犬に負担をかけることはできなくなる。そうするとキャリアチェンジしていく。「仕事をしている犬ってすごく大変なんでしょ、過酷なんでしょ」って言われますが、どちらかというと彼らは楽しんでやっているんです。犬がそれぞれの能力に合ったことをやっていくって感じですかね。

ナースリー:最初に候補にしようと思った犬はこういう犬がいるよって連絡がくるのですか?

 
災害救助犬:龍馬

岡さん:そうですね、連絡がきます。「良い血統の犬がいる」、「親が災害救助犬をやっている」といったところから情報があって。「今後生まれるよ」とか。それを聞いてこちらも事業の計画に沿って「じゃあこのタイミングで入れてみようか」という感じです。高知県から保護した龍馬(りょうま)なんかは最初動物福祉事業の方から、保護した犬の中から適性があって、やってみたらどうかって。なかなか難しいこともあるんですけれど、そういうケースもあります。

ナースリー:訓練を始めた犬の中の6割が救助犬になると。

岡さん:6割って言っておきたいですね。場合によっては半分くらいになる時もあるかもしれないですけれど。

ナースリー:レスキューってセンシティブな深刻な状況なので、なかなか妥協できないという点で難しいですよね。

岡さん:(嗅覚があれば)ある程度、人を捜すくらいだったら、結構どの犬でもできるんですけれど、それを現場で使えるかってなると話が違ってくる。

犬を使う人間が、実際の捜索現場では犬に靴を履かせるか履かせないかを判断しています

GreatBuddy

ナースリー:初歩的なことなのですが、災害救助犬というのは現場で一緒に人間が隣について捜すんですよね?そういう時って、警察と一緒ではなくレスキュー隊と一緒なんですか?

岡さん:その時の現場によります。災害が起きれば、その現場の自治体の長が災害対策本部長となって、その下に地元の県警や地元の消防とか、あとは大きな災害になると自衛隊の派遣を要請したりするんですよね。そういった機関が集まって、合同調整本部のようなものをつくって、それぞれの現場で誰が指揮を執るかって話し合われます。そして「この機関の指揮下につきなさい」となるので、だいたいうちは警察・消防・自衛隊のどこかの指揮下について活動をします。

ナースリー:(災害救助犬が)怪我をすることもあるんですか?

岡さん:それが実はあまりなくって。4年前の広島の災害のとき、ネットで「犬に靴を履かせろ」というのが一回すごく情報として流れて。その広島の災害ではどの犬も怪我をしていないのに、海外のwebサイトから引っ張ってきたであろう写真をどなたかが掲載されて、それがすごく広まってしまって。

ナースリー:どんな写真ですか?

岡さん:(災害救助犬が)怪我をして治療されているような画像です。怪我をする可能性ももちろんありますし、そういうこともあるんですけど、その画像が過度に広まってしまって。そういうことがあるのでうちも協会の考え方をHPなどにきちんと書いて理解してもらうようにしています。一応、災害救助犬には専用の靴を履かせます。靴を現場にはきちんと持って行って、「犬を使うハンドラーがこの現場では靴を使うか使わないかを判断していますよ」ともう十数年前から考え方は変わりません。その事を伝えているんですが、「なんで犬になにも履かせないんだ、怪我するじゃないか」って言われることもあります。

ナースリー:判断の上でやっているのに。

 

岡さん:そうですね。そのあたりはこちらも告知をして理解を求めるってことはやっていますね。怪我しないってことはないんですが、どちらかというと「これは怪我するぞ」っていう時には犬もモノじゃないので、修理してどうこうってものではないので、現場を見て「これは無理です、危険すぎます」っていうときは犬自体を現場に入れません。そのあたりの安全管理、もちろん人間の安全管理もしながら、あくまでもこれ(災害救助犬)は人を捜すための一つの手段なので無理をさせるってことはないですね。

ナースリー:(災害救助犬用の靴を見て)こんなシューズがあるのは初めて知りました。

岡さん:これ凄いんですよ。ソールなんかビブラムソールでできていて滑らないようにできているんです。

ナースリー:看護師さんたちより良いものを履いていますね。日々の活動支援になるものが、ナースリーのつくる商品でお役に立てれば嬉しいです。

岡さん:コラボ先が決定するまで3年くらいかかりました。

「ロゴマークがオシャレ!」から始まったコラボの社会貢献

グレートバディ ナースリー取材

ナースリー:ナースリーのお客様も看護師といった職種で、看護師さんって社会貢献に意識が高い方々がお客様にいらっしゃる中で、会社として何もやれてない、お客様や社会に何も提供できていないと思っていたんです。そんな時にグレートバディのお話をもらいました。グレートバディのロゴマークのデザインはとてもオシャレですし、日常でも使いやすい。社会貢献できる名前が入っているものを無理して買って無理して持つっていうのは違うと思っていて。お客様が良いなと思った上で商品を買って頂いて自然に社会貢献できているって素敵だと感じて。いくつか春号の企画があるんですが、メンバーの気合が違いました。お客様にも喜んで頂けるんじゃないかなって思っています。

岡:年間110回くらいのセラピー活動をしているんですけれど、病院や、(広報誌を見ながら)これが大阪母子医療センターに行ったときの写真です。病院関係も少しずつセラピーが広がってきているので、こういう方たちにもレスキュー協会からグレートバディをナースリーさんでって紹介できるように、なんか方法があれば教えてください。

 
ナースリープレゼントキャンペーンコラボ

ナースリー:ナースリーでは、年間4回カタログを発刊、全国の病院や看護師、介護士、医療従事者さまを中心にお届けしています。最近はWEBサイトでご注文される方も多く、メールマガジンやSNSでも幅広いお客様に情報の配信が可能です。グレートバディのコラボはプレスリリースも配信しますが、今回の春号の「春のプレゼントキャンペーン」の賞品の中に、グレートバディ×ナースリーコラボの「ボールペン」や「リップクリーム」もご用意していますので、グレートバディのオシャレなロゴのボールペンを、看護師さんがポケットに刺していただけると話題になりそうですね。犬のシルエットなので獣医師さんたちにもおすすめですし、グッズやシューズは一般の方にも幅広くご利用いただけそうです。

 
日本レスキュー協会

岡さん:グレートバディが広まると、うちは活動にしっかり還元できます。いまは資金も人も足りないくらい。そういった社会課題があるので、十分活動に活かさせて頂きます。

今井さん:うちの理事長も病院関係者なんですけれど、この話(ナースリーとのコラボ)を持っていったら「嬉しいなあ、やっとかあ」って喜んでいました。「よかったなあ」って。

ナースリー:私たちもこういった活動を通して企業として参加させて頂くので、非常に嬉しいですし、とてもありがたいです。

GreatBuddyコラボ

②に続く……次回はいよいよワンちゃんたちに対面!キュートなセラピードックたちに癒され♪
そして、③の最終回では災害救助犬の訓練の様子を動画で紹介します! 近日公開!
 

(Erika)

『グレートバディGreat Buddy』とは

災害救助犬の育成や派遣への支援、動物福祉活動などの支援を目的に誕生したブランドで、救助犬と訓練士の関係“すばらしき相棒”を意味しています。今回ナースリーでの取組みにより『グレートバディGreat Buddy』のブランドロゴ使用料の一部が、日本レスキュー協会の運営・活動費に充てられます。「お買いものから始まる社会貢献活動を、犬たちと一緒に始めてみましょう!」というナースリーから看護師・医療従事者の皆さまに向けての提案です。

≫日本レスキュー協会のウェブサイトへ

≫YouTube動画『日レスわんこ日和』

 

≫「グレートバディGreat Buddy」コラム記事一覧ページへ

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